「遺品(ihin)」言葉の意味を探る

「遺品(ihin)」言葉の意味を探る

一口に「遺品(ihin)」と言っても、意味は2つあります。

①遺失物、落し物、失くしたもの

②故人(亡くなられた方)が、残したもの、形見

ただ、一般的に言えば②を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。この2つ、どちらにも共通する根源のイメージは、「別」です。

「別」という漢字の成り立ちは、”骨から肉をわける”と言われているそうです。少々グロテスクな表現で申し訳ありませんが、。。;気をとりなおしまして、そうやって、一つのものを離して別々にするという意味合いが、含まれています。


 


「遺品(ihin)」言葉の意味を探る

 


つまり遺品とは、故人が生前、使用されていた物たちが、故人が死後の世界に旅立たれた事で、引き離されたもの。今私たちが生きている生の世界に遺されたもの、という事になります。遺品たちは、故人の想いが宿ったもの。日本では、その遺品を通して故人の形を見る為に、「形見分け」という風習が今でも残っています。私たちが生の世界で生きていく為に、想い出は必要なものだと感じます。

私たちが行う遺品整理作業の一つに、仕分け作業があります。形見分けの前段階にあたるステップです。生活をしていると、色々な物が周りに溢れてきます。コップや、お箸、お茶碗やタオル、メモ帳、箪笥などの生活用品や、貴金属、骨董品、etc…ありとあらゆる物が個々人の生活のもと、混ぜ合わさって家に収まっています。

その中から形見分けするものなのか、そうでないものなのか。もう少し詳しくご説明すると、思い出が詰まったものや金銭に関わる遺産にあたるものか、そうでないものなのか、を1つ1つ仕分ける必要があるのです。

ここまでの作業でかかる時間ですが、経験のないご家族2人だけで片付ける場合だと、お話を伺う限りでは、1ヶ月かかることもあったとか。もちろんお話を伺った方の場合、戸建住宅でかなりの量のご遺品があったそうなので、一概には言えません。ただ、昨今は共働きでお忙しい方が多い。ご自身が働かれている状態で、土日のみで作業なさる場合は、相当大変な事だと思います。大事な形見分けの前に、心身共に疲れ果ててしまっては元も子もありません。

そんな状態でお困りの際は、ぜひ専門の知識を持った私たちの様なプロにお任せください。生前整理士・遺品整理士という認定された資格を持つ専門家も在籍しております。御負担を少しでも減らせる様に、努めさせていただきます。

 

本日のまとめ


「遺品(ihin)」言葉の意味を探る

遺品とは、故人が生前、使用されていた物たちが、故人が死後の世界に旅立たれた事で、引き離されたもの。今私たちが生きている生の世界に遺されたもの

 

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